脳卒中後遺症の原因と治療

1)脳卒中後遺症の症状
 脳卒中(脳出血・脳梗塞)を起こした後に半身(顔面・上肢・下肢を含む)の麻痺を起こすものです。運動麻痺・知覚麻痺の他、関節の拘縮も合併するため、日常生活動作に支障をきたします。

 

2)脳卒中(脳出血・脳梗塞)の原因
 脳の血管の出血・閉塞によって起こります。その原因として脳の血管の動脈硬化・血圧の異常(高血圧・低血圧)・血栓などが考えられています。

 

 東洋医学的には、高血圧の方は上昇(のぼせやすい)タイプであり、心経・肝経に異常がある方が多いです。


 低血圧の方は脾虚タイプが多く、心経・脾経に異常がある方が多いです。


 また、血液の粘度が高い・血栓ができやすいといったお血のある方も多いです。


3)脳卒中後遺症の治療
 @体質傾向の改善
  高血圧タイプ−心経・肝経を中心に治療します。
  低血圧タイプ−心経・脾経を中心に治療します。
 
 A運動麻痺
  醒脳開竅法により麻痺改善の治療をします。

 B関節の拘縮
  肩関節・足関節などに拘縮が出現している場合には、屈筋−伸筋のアンバランスを取り除いて動きを改善させます。

 

   *その他知覚麻痺など個々の症状に対応して治療します。