自律神経失調症の原因と治療

1)自律神経失調症の症状
 @寒熱の調整の失調−暑さ・寒さに弱く、体調不良(痛みなど)が出現するものです。


 A睡眠・覚醒の失調−不眠傾向(寝つきが悪い・早期覚醒など)や寝起きが悪いなどの症状が出現するものです。その他めまい・動悸・発汗亢進などの症状も自律神経失調症として捉えることができます。(あくまでも器質的疾患が除外されていることが前提条件です。)

 

2)自律神経失調症の原因
 @更年期−更年期では性ホルモンが減少することを契機に自律神経の失調症状が出現します。


 A精神ストレス−強い精神ストレスは自律神経失調症の発症原因となります。


 B体質傾向−元来持っている体質傾向が、交感神経優位のタイプの方と副交感神経優位のタイプの方があります。
       

     交感神経優位のタイプでは不眠・動悸などの症状が出やすい傾向があります。


    副交感神経優位のタイプでは寝起きが悪い・めまい・倦怠感などの症状が出やすい傾向があります。

 

3)自律神経失調症の治療
 @頚部〜背部筋緊張の緩和−強い精神ストレスは筋緊張という形で身体にも現れます。
    特に頚部〜背部の筋肉(斜角筋・胸鎖乳様突筋・菱形筋など)に強い緊張が出現します。この筋緊張を緩和する治療を行ないます。  
       
 A不安感の軽減−げき門・内関などの経穴が有効です。
 
 B交感神経優位のタイプ−百会・中封などの経穴を使います。

 

 C副交感神経優位のタイプ−しん会などの経穴を使います。