鍼灸とは

鍼(はり)とは

長さ3〜5cm、太さ0.14〜0.20mmの金属で、金・銀・プラチナ・ステンレス製などがあります。

鍼体(刺入する部分)は大変細く、髪の毛位の太さなので、皮膚に刺してもほとんど痛くありません。痛みやこりを改善するのに効果的です。

 

灸とは

よもぎを原料にして作られた艾(もぐさ)を皮膚の上に置き、線香で点火します。半米粒大(お米粒の半分くらいの大きさ)なので思ったほど熱くありません。冷えを取り除いたり、体質改善をするのに効果的です。

 

鍼灸とは

鍼灸は約3,000年前に中国またはインドで発祥したと考えられています。体表のこりや痛みを取るために石や竹で押したり、刺したりしたのが鍼の起源で、体の冷えを木の枝や焼いた石などで暖めたのが灸の起源と想定されています。

 

はりを刺す・灸をするという方法は、本来体に備わっている自然治癒力を発現させ、病気の回復を促進させます。薬の様に、体に何かを取り入れるわけではないので、副作用の少ない、安全性の高い治療法です。


鍼灸は7世紀、仏教と同じ頃に日本に伝わりました。江戸時代には、ほとんど無痛ではりを刺入できる管鍼法が日本で発明され、日本独自の鍼灸が発達しました。

 *管鍼法−筒状の管ではりを刺入する方法

 

1972年、ニクソン訪中時「鍼麻酔」が公開されたことを契機に、世界的に鍼の効果が注目されるようになり、研究も盛んになりました。現在日本は鍼灸の施術・研究が最も盛んな国のひとつです。