交通事故の施術では主にムチウチ症を中心に説明致します。
1)症状
①頚椎捻挫型
首のコリ・痛み、頭痛が主な症状です。
②神経根型
首のコリ・痛み、頭痛以外に上肢の痛み・しびれなどが出現します。
上肢の筋力低下を伴なう事もあります。
③脊髄症状型
しびれが上肢だけではなく、下肢にも出現します。
排尿・排便に障害が出ることもあります。
④バレリュー症候群型
首のコリ・痛み、頭痛以外にめまい・耳鳴・眼精疲労などの症状が出現するタイプです。
2)ムチウチ症に対する鍼灸
①頚部の筋肉の緊張緩和
首の筋肉の過緊張により首の痛み・コリや頭痛が出現しますので、その緊張を緩和する施術を行ないます。
頚椎捻挫型に有効です。
(注 但し効果効能には個人差があります)
②頚部の骨のゆがみの調整
頚部の骨は筋肉で支えられています。
支えている筋肉の緊張度や筋力低下の不均衡を改善することにより頚部の骨のゆがみも緩和します。
神経根型に有効です。
(注 但し効果効能には個人差があります)
③脾虚証の施術
胃腸のが弱い脾虚証では筋肉を支える力が弱いのが特徴です。
筋肉を支える力をアップする施術を行なうことにより、首の痛み・コリ、頭痛が緩和します。
頚椎捻挫型に有効です。
(注 但し効果効能には個人差があります)
④お血証の施術
ムチウチでは血液の循環が良くないお血証になっている方が少なくありません。
頭部の血液の循環を良くする施術を行なうことにより、バレリュー症候群型の症状が緩和します。
(注 但し効果効能には個人差があります)
3)適応症
頚椎捻挫型・神経根型・バレリュー症候群型は鍼灸の適応となっております。
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