膝関節症

膝関節症の原因と治療

1)膝関節症の症状
 膝関節の痛みが階段歩行・平地歩行・しゃがみ姿勢などで出現します。
 関節の周囲が腫れたり、熱を持ったりする場合もあります。

2)膝関節症の原因
 膝関節の変形によるものが大部分を占めています。
 関節の変形は関節の酷使・関節軟骨の変性・関節の血流障害などが原因で起こります。


 また、大腿四頭筋の筋力低下も関連しており、その原因は
  ①脾虚(体全体の筋肉の支持力が弱い)
  ②変形性脊椎症や椎間板ヘルニアなどによる大腿神経への圧迫
 が考えられます。


 その他慢性関節リウマチによるものもあります(リウマチの項をご参照ください)。

3)膝関節症の治療
 ①大腿四頭筋への刺鍼
 ②関節腔内刺鍼
 ③腰部(脊柱傍点)への刺鍼
 ④脾虚証の治療(腰痛の項をご参照ください)
 などを中心に行なっています。